佐賀県ユニセフ協会 活動報告
report2019/活動報告2019



  • そこで、今回、中学部の生徒会活動の中で総務委員会が呼び掛け、ボランティア活動として、朝の時間などに校門前で募金活動をしてくださいました。中学部の生徒さんは勿論、小学部の児童のみなさんも協力をしていただいたと伺いました。
    代表の総務委員長さんから、その募金をすべてユニセフに贈呈していただきました。
  • 募金のお礼に、中学部の皆さんに「ユニセフ学習」をさせていただきました。内容は、
    ①募金がどのように使われているかを紹介しました。アフリカなどで飢餓に苦しむ子どもたちに栄養治療食や汚れた水による下痢を止   める経口補水塩など、命を救う大切な支援物資になることを具体物を使って紹介しました。
    ②「世界のみんなと未来をつくる」というテーマで、たった1つの故郷地球で人間が住み続けるためには、様々な地球上の課題を解決す   るために一人一人が考え、行動することの大切さをSDGs(持続可能な開発目標)の例を挙げて話をしました。
  • 世界の子どもの飢餓や貧困の状況や自然環境の悪化などを示しながら話をさせていただきました。生徒さんたちは大変熱心に聞いてくださいました。 佐賀市立小中一貫校 芙蓉校の生徒のみなさん、先生方ありがとうございました。
  • 会場の展示
    会場には、2011年3月11日(金)の巨大地震発生直後の 津波に襲われる町の様子や、被災された人々の慟哭の表情、原発事故後の状況、そして、復興を願い立ち上がる人々の姿など、56枚のパネルを展示しました。 展示内容は、朝日新聞社からのパネルが
    1部 「あのとき何が3.11」、
    2部 「原発事故」、
    3部 「悼む」、
    4部 「明日へ」、
    と4部構成で、人を中心にパネル写真が構成されていて、心を打つ衝撃的な写真が多くありました。また、佐賀県庁からお借りしたパネルは、震災被害の壊滅的な状況を詳しい説明とともに表示してあり、被害 の大きさを改めて再認識することができました。大震災で人々が大切なものをなくした心の傷や悲しみを受け止めることができました。被害の甚大さや自然の猛威の前で無力さを感じさせられました。
 

  • ≪パネル展示を見られた方々の声≫
    ○見ているだけで涙が出そうになりました。自然災害はどうしようもないですが、原発だけは止めてほしいと思いました。
    〇一昨年、宮城と福島に足を運び、6年たった福島を見てきました。その時は聞けなかった、家族の声、思いが写真から聞こえて
       きて、8年たった今も多くの避難者がいることを決して忘れてはいけないと思いました。
    〇私は24年前に阪神大震災を経験し、災害の恐ろしさを目の当たりにしたが、今はほぼ風化してしまっている。このように「わ
       すれない」ということの大切さを改めて感じさせられた。この活動が今後も続くことを希望する。
    〇実家が茨城県で、あの日のことはいまだに覚えています。思うことは凄くたくさんあるんですがあの日、多くの命や物が失わ
       れました。でも幸い僕は生きている。くよくよするな。生きている意味や使命を感じさせてくれる展示でした。
    ○2013年3月宮城県と福島県を回ってきた。まだまだ町にはガレキがあふれ、小学校の中もそのままだった。津波の強さを実感
       した。その後、TVなどで宮城ということを聞くと体がビクッと反応するが、行っていない岩手には反応しない。やはり目で見ることは大切だと
       思う。その後、防災に関心を持つようになった。
    ○あの日は、中学生の長男の卒業式でした。「群青」の歌を聴くたび、当時の中学生たちの思いや震災でたくさんのものを失っ
       た人々のことが胸に迫ります。震災後に生まれた次男には、今年、保育園で半旗を上げる意味を話しました。
 

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  • 3月11日(月)の朝の時間に佐賀市立小中一貫校 芙蓉校(中学部)で募金贈呈とユニセフ学習を行いました。芙蓉校は、平成18年度より小中一貫教育校として、「9年間の学び・ふれあいをつなぐ小中一貫教育」に取り組まれています。小中学校全職員で小学部80名、中学部42名の9学年の子どもたちの学力向上や社会性の育成をめざして教育活動に取り組まれています。特に、環境教育・福祉・ボランティア・共生教育など、学ぶことの多い体験活動をとりいれた学習にも力を入れてあります。
  • そこで、今回、中学部の生徒会活動の中で総務委員会が呼び掛け、ボランティア活動として、朝の時間などに校門前で募金活動をしてくださいました。中学部の生徒さんは勿論、小学部の児童のみなさんも協力をしていただいたと伺いました。
    代表の総務委員長さんから、その募金をすべてユニセフに贈呈していただきました。
  • 募金のお礼に、中学部の皆さんに「ユニセフ学習」をさせていただきました。内容は、
    ①募金がどのように使われているかを紹介しました。アフリカなどで飢餓に苦しむ子どもたちに栄養治療食や汚れた水による下痢を止   める経口補水塩など、命を救う大切な支援物資になることを具体物を使って紹介しました。
    ②「世界のみんなと未来をつくる」というテーマで、たった1つの故郷地球で人間が住み続けるためには、様々な地球上の課題を解決す   るために一人一人が考え、行動することの大切さをSDGs(持続可能な開発目標)の例を挙げて話をしました。
  • 世界の子どもの飢餓や貧困の状況や自然環境の悪化などを示しながら話をさせていただきました。生徒さんたちは大変熱心に聞いてくださいました。 佐賀市立小中一貫校 芙蓉校の生徒のみなさん、先生方ありがとうございました。
 

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出前講座

3月7日(木)   小城市立三日月小学校

5年生 総合学習の時間「外国の話を聞こう」

  • 三日月小学校では毎年5年生の皆さんが、総合的学習の時間に国際理解教育として外国人のゲストを招いて、外国の文化や歴史などについて学んでいます。 佐賀県ユニセフ協会は、そのお手伝いとして外国人ゲストティーチャーをご紹介しています。
    今年のゲストティーチャーは、チャン ミヨンさん(韓国)・マヤ スルタナさん(バングラディシュ)・周嵐さん(中国)でした。
    廊下には、ユニセフの支援グッズや地雷レプリカを展示して休み時間に子どもたちに見てもらいました。
    また、「難民を助ける会 AAR Japan」からのお話しもありました。
 
  • チャン ミヨンさん(韓国)
    民族衣装を着てのお話でした。5年生の女の子にも民族衣装を着てもらって、チマチョゴリの着やすさや歩きやすさなど利便性を紹介してくださいました。 その後、言葉・国旗・習慣・食べ物・ハングル文字・お札の肖像になっているハングル文字をつくった王様の紹介等々をお話しくださいました。
    日本語とよく似た発音の言葉や、佐賀県の鳥となっている「カササギ(カチガラス)」は、韓国では「国鳥」となっていて「カッチ―」と呼ぶことなどを知り、子どもたちは身近な暮らしの中に韓国とのつながりあがることを知り、興味津々で聞いていました。
  • マヤ スルタナさん(バングラデシュ)
    バングラデシュの伝統的な衣装サリーを紹介されました。バングラデシュの国(地理的な位置、首都、人口、宗教などの基本情報)・日本の国旗に大変似ている国旗・季節・お正月(4月14日)・学校の子どもたちの様子・アニメ・文字・スポーツ・果物や花・食べ物・動物等々をお話しくだしました。
    子どもたちは、お正月が4月14日であることに驚いたり、バングラデシュの国花が日本でもなじみの「スイレン」であることに親しみをもったり、ベンガルトラの画像に「オー!」という声が聞こえたりしました。
    また、マヤさんのスカーフが気になり「どうしてスカーフをしているのですか?」と尋ねる女の子もいました。

 



  • 周嵐さん(中国)
    先ず、中国から三日月小学校に転校してきたばかりだという男の子と中国語で話をされ、中国語での会話をする男の子をみんなは羨望のまなざしでみていました。
    周さんは「<中国人観光客が見た日本>を通して中國をみる」というタイトルで話されました。
    「みなさんは、日本人としてここがいいと思うところは何ですか?誇りをもてるところは?」と子どもたちに問いかけ、子どもたちからは「食べ物がおいしい・戦争をしない」との答えがありました。
    その後、「中国の観光客が日本に来ているのはなぜか?それは日本の文化を知りたい…友だちになりたいからだ」と話して、中国の観光客が日本に来て思ったことを紹介されました。
              
    子どもたちに中国からの観光客が思った日本の良さを紹介され、子どもたちは改めて日本の良さに気付かされました。
    周さんは最後に、中国から転校してきた子どもと一緒に仲良く学び合って欲しいとのメッセージを5年生の子どもたちに伝えられました。

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募金贈呈&ユニセフ学習(1~6年)

3月1日(金)   柳川市立大和小学校

  • 大和小学校(児童数104名)は、毎年ユニセフ募金にご協力くださっています。 今年も1月15日から18日まで、児童会役員の皆さんが登校時に児童昇降口で募金活動をしてくださいました。
    多くの子どもたちと先生方が児童会役員の呼びかけに応えて協力をしてくださいました。本日は3学期最後の全校朝会で、ご協力いただいた13,783円の募金の贈呈がありました。

    今回の募金で、例えば、栄養不良治療用のプランピーナッツ何個分に当たるか、あるいはビタミンAカプセル何個分に当たるかなどの例を示して、子どもたちの協力に感謝致しました。
  • ユニセフの学習としては「SDGs・ユニセフとわたし」というテーマで進めました。 2030年、このままでいけば私たちの周りの自然環境はどうなるかを概観し、世界共通の目標としてSDGs(持続可能な開発目標)があり、17の目標が設定されていることを話しました。
    その中で、特に「目標2 飢餓をゼロに」に焦点を当てて子どもたちに考えてもらいました。
    学習の振り返りで3年生の子どもから「日本はたくさんの食べ物をむだにしているので、食べ物を大切にして食べ残しをしないようにします。」との発表がありました。
  • 大和小学校の児童の皆様、先生方に感謝申し上げます。ありがとうございました。










 

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  • ジャパネットグループ様は、2018年1月に日本ユニセフ協会を通して、世界の子どもたちへの教育支援や平和の想いを伝えるため、支援プロジェクト『PLAY (PRAY) for PEACE  「未来」のために「今」できること』を発起されました。
    プロジェクト名には、スポーツをプレイする・遊ぶ(=PLAY)と、支援を通して平和を祈る(=PRAY)という2つの意味が込められています。
  • 世界の子どもたちへ教育やスポーツを通して支援を届けるプロジェクト初年度の昨年は、急激な都市化を背景に経済格差が進む中、深刻な干ばつでも打撃を受けているアフリカ・ケニアの子どもたちへサッカー・アカデミーとして支援をしていただきました。
    ナイロビのサッカー・アカデミーの成果も見え、更に広げるために今年度もケニアの子どもたちへの支援をしていただくことになりました。
  • 開幕戦の本日は、「ジャパネットDAY」でした。外周ブースのチャリティーコーナーで、ケニアにおけるサッカー・アカデミーのパネル展や子どもたちのメッセージのビデオ上映、募金のご協力をお願いしました。たくさんのサッカーファンがお立ち寄りくださって多くのご支援をいただきました。
    本日、ご協力いただいた募金はV・ファーレン長崎様を通して日本ユニセフ協会に送られケニアの子どもたちの教育支援のために活かされます。
    ご協力いただいた皆様、V・ファーレン長崎様、誠にありがとうございました。

          
 
       

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  • 毎年行われる「さが国際フェスタ」は、国際交流や国際理解・多文化共生に対する理解を深めることを目的に、国際交流・協力に携わる民間団体やボランティアと協働で開催する県民参加型のフェスタです。
    武雄市でも、1月27日(日)に有志が集まり企画・運営する『武雄国際交流フェスタ』が開催されました。今年第2回目を迎え、250名ほどの参加があり、ミーティングルームいっぱいインターナショナルな雰囲気で大いに盛り上がりました。
  • 佐賀県ユニセフ協会からもユニセフについての広報やSDGsのワークショップ等で参加させていただきました。

 

 


 
  • 27日は日曜日とあって、多くの子ども達がこのイベントに参加していました。ユニセフでも子ども達の未来が住みよい世界になるように願っています。そのために、地球の様々な問題を解決する『SDGs(持続可能な開発目標)』を掲げ、“1人1人が自分にできることから始めよう”の呼びかけをしています。
    子ども達には、17の目標のカード合わせゲームを通して、自分はどんなことに興味があるかなど考えてもらいました。
  • 体験工房では、世界の料理教室が行われました。インドの「伝統の北インドカレー」、インドネシアの「チキンサテ料理」などを楽しまれていました。
    また、イベント会場では、香港の中国のお茶体験・オーストラリアのペンキアート作り・グアムの歌とギター演奏・ハワイのフラダンス演技・SPIRAさんからは外国の民族衣装試着などの体験や展示・ワークショップ等がありました。
  • 体験工房では、世界の料理教室が行われました。インドの「伝統の北インドカレー」、インドネシアの「チキンサテ料理」などを楽しまれていました。
    また、イベント会場では、香港の中国のお茶体験・オーストラリアのペンキアート作り・グアムの歌とギター演奏・ハワイのフラダンス演技・SPIRAさんからは外国の民族衣装試着などの体験や展示・ワークショップ等がありました。
      

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  • おへそこども園は、2017年度、佐賀市水ヶ江に新たに開園した教育・保育を一体的に行う施設です。おへそこども園の命名は、佐賀の街の中心の「おへそ」と、母と子の命のつながりの「おへそ」からつけられ、ここに通う子どもたちには、「つながっている命」の大切さを感じてほしい、そんな想いを込めて命名された名前だそうです。
  • ~教育・保育の特徴として~『国際理解教育』
    おへそこども園の理念は、“関わる人たちと、共に考え、語り、学び、支え合う、そんな仲間や家族で有りたいと考え、その手段の1つとして国際理解*の時間を設けられています。そこでは、他国や異文化に目を向け、見た目も習慣も価値観も異なる人たちの存在を学び、多様性を自然に受け入れられる土壌を育み、世界を知ることで、自国をより深く理解していきます。
  • 今年の年長児さんは、秋から卒園までの活動プログラムとして『世界のこどもたちと水』というテーマで「マダガスカルにきれいな水を」のタッププロジェクトのことを学びました。自分たちにできることを色々考え、大人の人たちに呼びかけて募金活動にも取り組みました。その募金を佐賀県ユニセフ協会にいただきました。世界の子どもたちのために使わせていただきます。この後、“生活発表会”で年長児さんたちの取り組みについて発表されるそうです。
 
  • 募金のお礼に佐賀県ユニセフ協会からの『せかいの子どもたちと水』の出前授業をしました。  
 
 
  • 年長児さんたちは、安全できれいな水が手に入りにくい国の子どもたちの生活についていろいろなことを学んでいました。水運びで学校に行けなかったり、汚い水で病気になったりしていること等よく知り、クイズや問いかけにも積極的に手を上げ、幼児と思えぬほどしっかりと自分の考えを発表していました。
    学びの成果だと感心しました。また、「大丈夫 げんきになるよ」の寸劇では、ユニセフスタッフの寸劇に身を乗り出して見ていました。
 
  • アフリカなどで実際に使われている「ティッピー タップ(簡易手洗い)」の体験



 

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  • 2019年がスタートしました。 今年も、佐賀県ユニセフ協会では、毎月11日のイオン佐賀大和店で行われるイエローレシートキャンペーンに、参加いたします。 。
  • 今年第1回目のイエローレシートキャンペーンを1月11日(金)に行いました。お正月の七草がゆをいただく松の内も終わり、お買い物のお客様もすっかり日常の生活に戻られているようでした。
  • イオン佐賀大和店には、多くのお客様がおいでになり、当日もレジで発行される黄色いレシートをお客様が応援したい団体のBOX に投函していただきました。お買いもの額の1%がその団体に寄付されるという仕組みです。イオン佐賀大和店様には、この社会貢献活動をいただくことに私たち参加団体は、大変感謝しています。

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